2008/07/21

カンディンスキー

今日、ペーター・メリクリと青木淳さんの展示会を見に行きました。
二人の、スタディ(考えるための模型とか絵)をちりばめているのだけど、メリクリのスケッチがかわいくて、とても50過ぎのオッサンの描く絵じゃないなと思いました。また、青木さんの模型のスタディもちゃんと解説が書いてあっておもしろかった。
模型が、天井からつってある台の上にあって、ゆらゆら揺れて、その下が抜けている風景も面白かった。そういう風景をつくる空間もいいなと思った。
皇居の近くの美術館であったのだけれど、そこに常設してある作品にワシリー・カンディンスキーという人の「コンポジション」シリーズが一つあります。今のロシア出身の人で、バウハウスを語る上で結構重要な位置にくる人です。平面的な絵の中に都市的な構成が散りばめてあって、見入ってしまいました。
二次元的な線と点と面でしかないものをこうもうまく表現でき、なおかつメッセージを伝えられるものってすごいなと思いました。

0 件のコメント:

 
無料カウンター